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屋根板金工事の費用相場と修理の流れ、屋根の劣化は早めの対応がおすすめ!

屋根板金工事の費用相場と修理の流れ、屋根の劣化は早めの対応がおすすめ!

屋根は家を守る大切な部分ですが、長年の風雨にさらされることで、板金部分が劣化してしまうことがあります。
気づかぬうちに小さなひび割れや錆びが広がり、修理が必要になることも。
その際、最も気になるのが修理費用です。
「どれくらいの費用がかかるのか」「修理の流れはどうなるのか」と不安に感じている方も多いでしょう。
この記事では、屋根板金修理の費用相場や修理の流れを詳しく解説します。
修理を検討している方にとって、役立つ情報をお届けします。

屋根板金とは?

屋根板金は、薄くて平たい金属製の板で、主にスレート系屋根の接合部分を覆い、雨水や虫の侵入を防ぐ役割があります。

また、屋根材同士を繋ぎ留める役目も果たします。

現在、ガルバリウム鋼板が主流ですが、銅、トタン、ステンレスなども使用されています。

 

【屋根板金の主な種類と特徴】

・棟板金

特徴

屋根の一番上に取り付けられる板金です。

金属屋根やスレート屋根に使用されます。

劣化症状

棟板金が浮いたり、屋根材を押さえる貫板が緩んで近隣に飛ぶことがあります。

 

・谷樋板金

特徴

屋根の谷部分を覆う板金で、金属屋根や瓦屋根に使用されます。

劣化症状

ひび割れや錆が発生しやすく、特に修理が多い部分です。

 

・水切り板金

特徴

屋根と外壁の隙間から雨風を防ぐ板金で、屋根材の端に設置されます。

劣化症状

錆や浮きが発生することがあります。

 

 

屋根板金の主な劣化症状と修理の流れ

劣化症状① 釘の浮き

屋根板金を固定するための釘が浮いてきたり、外れてしまうことがあります。

これは、長年の雨風や温度変化が原因で、釘が緩んでしまうためです。

修理方法

釘が浮いている部分は再度打ち直す必要があります。

浮きがひどくなっている場合、板金の取り替えが必要になることもあります。専門業者に依頼することで、確実に修理を行い、再発防止につながります。

 

劣化症状② 板金の浮き

板金が浮いてくることで、隙間から水が浸入し、屋根内部にダメージを与える原因となります。

浮いた板金は風や衝撃で外れる可能性もあるため、早急な対処が求められます。

修理方法

浮いている板金をしっかりと再固定する作業が必要です。

浮きが進行している場合は、板金の交換や補強を行うことが推奨されます。

専門家による精密な点検と修理を依頼しましょう。

 

劣化症状③ 板金部分のサビ

屋根板金がサビてくると、耐久性が落ち、最終的には穴が開くことがあります。

特に湿度が高い地域や雨風が強い場所では、サビが早く進行する傾向があります。

修理方法

サビが進行している部分は取り替える必要があります。

サビを完全に取り除くためには、専門的な技術と道具を使うことが大切です。

また、再発を防ぐために、防錆処理や塗装を施すことが重要です。

 

劣化症状④ 貫板の腐食

貫板は屋根板金を支える重要な部品ですが、長期間の使用により腐食することがあります。腐食が進むと、板金がしっかりと固定されなくなり、屋根全体の耐久性が低下します。

修理方法

腐食が見られる貫板は、新しいものに交換する必要があります。

貫板の交換は、屋根板金の修理と一緒に行うことが多く、信頼できる業者に依頼して確実な施工をしてもらうことが重要です。

 

劣化症状⑤ ゴミの詰まり

屋根板金の隙間に葉っぱやゴミが詰まることがあります。

このゴミが水の流れを妨げ、屋根に水が溜まりやすくなるため、劣化や漏水の原因となります。

修理方法

詰まったゴミを取り除くことが基本ですが、定期的な点検と清掃を行うことが予防策になります。

特に落ち葉が多い季節には、早めに清掃を行い、詰まりを防ぐことが大切です。

 

 

屋根板金修理の費用、実際はどれくらいかかる?

屋根板金修理は、屋根を守るために必要なメンテナンスのひとつです。

板金の損傷を放置すると、雨漏りや下地材の腐食といった問題に発展する可能性があります。

屋根板金修理の種類ごとに費用をご紹介します。

 

【棟板金】

棟板金とは、屋根の頂点部分に取り付けられている金属部材です。

棟板金の耐用年数は約15年、放置すると釘が浮いて固定力が弱まり、雨漏りや棟下地の木材の腐敗を引き起こすリスクがあります。

棟板金の費用相場

交換費用   5,000円~/m

棟板金工事費用目安 15万円~

 

費用は使用する材料や屋根の形状、作業の難易度によって変動します。

特に屋根の勾配が急な場合や高所作業が必要な場合は、費用が高くなることがあります。

 

【谷樋板金】

谷樋は、屋根と屋根が交わる部分に設置されており、雨水を効率的に排水する重要な役割を果たします。

雨漏りの原因の多くが、この部分の劣化や詰まりによるものです。

谷樋板金の費用相場

交換費用  6,000円~/m

谷樋板金工費用目安 10万円~20万円

大掛かりな場合は80万円程度かかる場合もあります。

 

谷樋板金の修理費用は、劣化の範囲や交換する長さにより大きく異なります。

雨漏りが進行している場合は、下地の補修や屋根材の一部交換が必要になることもあります。

 

【水切り板金】

水切り板金は、屋根と外壁の隙間から雨水や風の侵入を防ぐための部材です。

屋根材の種類によって形状や材質が異なり、それぞれ適した板金が用いられます。

この部分に歪みや損傷が生じると、雨水が適切に流れず、家全体の耐久性に影響を与える可能性があります。

水切り板金の費用相場

交換費用  10,000円~/m

修理費用相場目安 5万円~

 

水切り板金の修理は、劣化箇所が特定されていれば比較的短期間で完了します。ただし、下地材の損傷がある場合は追加費用が発生することがあります。

 

 

まとめ

屋根板金は、目に見えない箇所で劣化が進行していることが多く、定期点検が重要です。

小さな異変の段階で修理を行うことで、費用を最小限に抑え、雨漏りや構造へのダメージといった深刻な問題を防ぐことができます。

特に、屋根板金の修理は高所作業や専門的な知識を必要とするため、信頼できるプロの業者に依頼することが大切です。

経験豊富な業者に任せることで、安全性の確保だけでなく、より確実な仕上がりが期待できます。

「少しでも屋根が気になる」「点検や修理のタイミングが分からない」という方は、まずはお気軽にご相談ください。

適切な修理を行うことで、住まいの耐久性を長く維持し、将来的なリフォームコストを削減することにつながります。

 

 

屋根工事や外壁塗装は、株式会社北斗工業にお任せください

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